嬉しいお知らせをさせてください。
今年1月に開催した「ほしいものかいぎ」でアイデアをまとめ、サンスター文具さま主催の「第23回文房具アイデアコンテスト」に応募したところ、
大変ありがたいことに
「審査員特別賞(ザリガニワークスさま)」
を受賞することができました。ありがとうございます。
受賞作品一覧はこちら。
文具の奥深い魅力を伝えるWEBマガジン「文具のとびら」でもご紹介頂いています。
記念品の盾と、副賞の「コレジャナイロボ 改め コレジャナイトロフィー」(味わい深いです)。
ムスビメが応募した一般部門の応募総数は1712点。その中から受賞は10作品。
その中に入れましたこと、大変名誉なことだと思っています。
今回応募したアイデアは、「使い終わる時期をぴったりお知らせできる学習ノート」というもので、初回のほしいものかいぎで「こどもが学校で使うノートがなくなる前に「もうすぐ使い終わる」と言わないので困っている」というご意見を聞いたのが発端でした。
他の受賞作品はどれもデザイン系のお仕事や学生さんの方が多かったようで、応募資料も大変美しく洗練されたものでした。
ムスビメからは、私の手書きも交えたアナログな資料となりましたが(お恥ずかしい)、こうしてお客様からの声を形にし、メーカーの方に知っていただく機会ができたことが、一文具店として何よりも嬉しいです。
審査員のザリガニワークスさまから「デザインとは問題を解決するためのもので、それが非常に具体的にまとまっていた」というお言葉を頂いたのも感無量でした。
ちょっとお堅い話になりますが、自分にあった文房具は人と暮らしを助けてくれるものだと私は思っています。
苦手なことをフォローしてくれる、作業が捗る、もっとやる気がでるきっかけになる、お気に入りの道具に癒される、手入れをする時間にリラックスできる・・・文房具にはそんな力があります。
ムスビメは街の文具屋とは品揃えが異なりますが、デザインや価格、使い勝手などを厳選して、「書ければ何でもいい」「切れれば何でもいい」ではなく、文具を楽しみながら暮らしをより豊かにしていくご提案ができるような文具屋でありたいと思っています。
授賞式では、アイデア出しをご一緒して下さった漫画家の藤原嗚呼子先生(「きまじめ姫と文房具王子」講評連載中)をはじめ、「ほしいものかいぎ」にご参加くださった方々も一緒に壇上に上がっていただき、良い思い出になりました。
授賞式後の懇親会では、受賞作品のモック(見本)が展示されていて、ひとつひとつ文具王が精魂込めて作って下さったとのこと・・・!
私が説明文に書いた文言をこぼさず形にしてくださっていました。
サンスター文具の皆さま、審査員の皆さま、そしてムスビメを気にかけてくださっている全ての皆さまに感謝を込めて。
ムスビメ店主 亀村麻美